瓦の本は、瓦にまつわる小さな絵本です。この本の写真・レイアウトをスパイラルが手がけました。
瓦の本1「だるま窯ができた」は、かつて瓦が持っていた力強さや味わいを求めて、瓦を焼くだるま窯を復元した話。
瓦の本2「瓦手形をつくろう」は、そのだるま窯で瓦手形を焼く話が、イラストと写真で語られています。
最近では瓦屋根の家も少なくなりましたが、 瓦の美しさを再発見し、また、こんなに手間をかけてつくられていることに驚くはずです。 この本は、群馬県を拠点とする「新屋根開拓集団 屋根舞台」の活動のなかから生まれました。これまで瓦に関する本はあまり多くなく、子どもにもわかる本はほとんどありませんでした。特に姿を消しつつあっただるま窯のつくり方は貴重な資料にもなっています。『瓦の本』は今後、シリーズとして続けていく予定です。